今回の新商品は車を磨く!!「125mm 充電式ランダムオービットポリッシャ」のご紹介です。

当店主力の取扱いメーカー、makitaからの発売です。カー用品のネットショップだと実は見つかりづらいのでは。電動工具業界では信頼のメーカー。地味に故障時などの対応がすげぇ早いのもチャームポイントです。

で…今回革命的な出来事が!

ていうのはですね、今回の商品、実用的なスペックのものでは現状唯一と言っていいのではないのでしょうか。「ポリッシャーのハンディ化」に成功しております!!

なんと充電式のコードレスタイプなんですね~!

機能としては、みんなの憧れ「ギヤアクション」と、ワックス塗布に必須の「ダブルアクション」がツマミ操作で切り替えられるW搭載であること。1台で傷とりから仕上げまでをこなす、というのが魅力です!!特にギヤアクションのほうは当商品のコード式バージョン・PO5000Cでも好評だったようなので今回も安心!

↑ギヤアクション。偏心運動+強制回転で、シングルアクションほど難しくなく傷とりができる。本来結構セレブな機能。

↑ダブルアクション。偏心運動はしますが全体回転はランダムで負荷に応じる。ワックス塗布や艶出し用。

回転数は最大が6800回転/分とかなり高いです。これをダイヤルとトリガで調整しながら細かく制御していくシステムになっています。

コード式バージョンになく、この充電バージョンにのみあるものとしては「仕上げモード」付き。こちらは通常モードに比べてムラの出にくい作業が可能とのことですが…使用時間に制限があるバッテリ式だけに、節約モード的な意味がありそうかも?

また、充電式なので、気軽にぽいぽい置けるようにエストラマが貼られている箇所やバッテリ配置、置きが安定するような工夫がデザインに加わってますよ。

さて。当ポリッシャーは、使用につき、目的に応じた部品が必要です。

パッドはマジックファスナ式。もともと125mm用のパッドが付属しています。

これにスポンジ、フェルト、ウールパッドなどをさらにご購入頂き付けていただくことになりますかね。柴商のページでは、商品タブで、対応の125mm各商品が選択できるようになっております。

また、別売部品として、100mmもしくは150mmのパッドをご購入いただき、パッドの直径サイズを大きくしたり小さくしたりすることも可能なのでご相談ください。注文の際に備考欄にお書き添えいただけましたらすぐお返事させていただきます!

ポリッシャーというと、とにかく板金屋さん整備屋さん、そして車が好きなごく一部の方!向けの商品…実にコアな商品でございます。

となるとどうしても、バンバン「新製品」「新型」を出しメーカー同士で切磋琢磨、というよりは、買った人が何年も使えるスペックのものを確実に開発、みたいなスタンスにメーカーさんもなりがちだと思うんですよ。実際、RYOBIの十年前に開発された商品が現在もベストセラーでトップを走り続けておる界隈ですもん。

ところがですね。前回マキタがポリッシャーの新製品出したのって僅か二年前なんです。

で!スペック、内容、ほとんど同じ。先ほどからちょこちょこ引き合いに出している、コード式バージョンPO5000Cという商品です(むかしの紹介記事あります)。

ただし一般的なといいますか、コードのあるいわゆる電動ポリッシャです。

そこは、ありとあらゆる電動工具を「充電工具」に変えてしまったマキタですよ!!たったの2年で充電式化するのは当然の帰結と言えましょう!!いや、マキタはほんとになにかを「初めて充電式」にするのが好きなんですよ…。

そしてこの短期間に開発に踏み切れたということは!PO5000Cの方の好評ぶりが見て取れます。うむうむ。

さて。

普通、コード式の電動工具を充電式にした場合、当然ですが「能力」が下がりがちです。

ところが…今回の充電式「PO500D」と、元になったコード式「PO5000C」の回転数が全く一緒、機能に至っては増えてるんですよね。

これもマキタではよくある話で、本来スペックが下がるべき「初めての充電式」で全く点数落としてこないっていうね。さすがすぎるわ!!!

なのでPO5000CPO500Dは、完全に兄弟。コード式か、充電式かを選べる、といったくらいに思ってOKだとおもいます!!

ただし悲しいかな充電式はバッテリーによる制限時間があるからこそ充電式。気になる「1充電あたりの作業量」は…「通常モードで15分」「仕上げモードで30分」。

…えっ…それはどうなんやろ…そんな早く終わる…?…ちょっと…短いかなぁ…。

部分的に磨くなら、もしくは自宅でちょっとづつやるなら、でしょうか。できれば替えのバッテリーも欲しいところです。既にマキタバッテリーをお持ちの大工さんのご自宅用には最適ではあるが、お仕事用としての運用は難しいか…?

また、大工さんには耳タコだとは思いますがバッテリーの分だけ重さ・サイズは充電式の方が上。耳タコついでにお値段も上。ここまで、好評の5000Cと同能力、というのをかなりアピールしてきましたが、なんでPO5000Cよりお高いの?という部分に関して言い訳しておくと、これは能力差ではなくバッテリ代。電動工具って基本的にバッテリー代が高いんです。本体のみだと安いでしょ?なので、バッテリを使いまわせるほかの電動工具にもお目当てがある場合のご購入がオススメではある。

ただ、もちろん充電式でしかありえないメリットもあるんですよね…

車の傷を消そうとしているときにコードで車が傷つく、なんてことがあれば、本末転倒以外の何物でもございません。その他やっぱり取り回しがしにくい=事故的なトラブルも起きやすいので、そういう心配とは完全バイナラ。たとえばPO5000Cはコードが5mでわりあい長く、むしろ使いやすい方なのですが、そりゃ短いよりはいいけど長くてもそれなりにめんどくさいのがコード式。ひっかかる系の事故とかありますから。

というか充電式なら電源が遠いどころか、ない環境で磨けるからなー湖畔のほとりとか!

どういった環境で磨き作業をされるか、ということも関わってきますね。単品だとしても、作業場が複雑になってしまっている場合などの部分的導入は大いにありかと思います!

ですのでねー、板金屋さんの中でも特殊な環境の方向けですが…

なんといっても、実用的なスペックでは初めての充電式ということで、販売店的にもなにがどう刺さるかわからないところではあるんですよ。これ使えるかも?と思ったらお試しいただけるとうれしいです。

マキタ 125mm充電式ランダムオービットポリッシャ PO500D

もちろん!18Vバッテリ持ってる大工さんのおうちで磨き初チャレンジには最適商品!ぜひぜひです。どうぞよろしくおねがいします!!!