「え!?まだ出てなかったの!?」という商品が迷い込んできたので本日はそちらをご紹介!

結構意外なんですが…。

マルチボルトが登場し、日立工機の社名変更を挟んで現在に至るまで、既に2年弱くらい経ってます。びっくり時の流れ。マルチボルト機器も30種類前後とかなり増えてきました。

そんな中、なんといまのいままで、「36Vマルチボルト」対応の「金工用丸ノコ」が販売されてなかったんですね!なんたるこった。

チップソーカッターです!マルチボルトでは、既に数多くのマルノコが発売されているのですが、ベーシックな125mm/165mmに、リフォーム用集じん用卓上スライド、とまあ全部木工用なのです。

待望の商品ですね!残念ながら無線連動機能の搭載がまだですが…。

で。

今回も、マルチボルト恒例「18V従来品との比較」でいろいろな記録を更新。今回の比較対象は、今までスタンダードだったCD18DBL

切断スピードは約1.5倍、押し付け荷重は約2倍、と相変わらずすごい威力差!

「スピードが速い」「荷重が倍」だけだと分かりづらいのですが、かなり特徴があります。

この2点は、「軽く切れる」、取り扱いやすさが段違い!ってことを表してるんです。使用感にかなりの違いを出している、ということですね。パワーというか威力が反映されるとこなので、これはやはり36Vのマルチボルトならでは。

合言葉は「重負荷でもラクラク切断」!作業の細かさ、正確さにも直結する能力だと思います。

一方で、よ~く知らべると、みなさん一番気になるであろう1充電あたりの作業量は、従来品CD18DBLのほうが若干多かったりします。さすがロングセラーは強いなあ。

しかも、CD18DBL、もともと18V/6.0Ahバッテリ仕様で販売されていた機種だったのですが、現在マルチボルト仕様にリニューアルされているんですよね~…つまりマルチボルト導入したいからって新製品のほうを買わなければいけない、というわけでもないです。

 

ということで、圧倒的威力の新製品が出た、というよりは、よりお仕事内容に向いたものを選んでいただくのがいいのかな?と思います。とにかく重負荷向けと。

こう書くとパンチが弱いように感じるかもしれませんが、チップソーカッタ全体ではけっこう強力な部類。

直近でライバル・マキタからでているCS553Dがかなり強力な機種で…それといい勝負かのう、てかんじのスペックなんですが、マキタのCS553Dはチップソー径が150mm。小回りの利く125mmだと、14.4Vのものになっちゃうんですよね。このCS540Dも長らくある機種だけあって悪くはないのですが、どうしても馬力の差はでてくるかんじ。倍以上ですからね。

というわけで小さめお探しの方にもこのHiKOKI、CD3605DAがオススメです。

マルチボルトだと何となくゴツイものをイメージしがちですが、むしろ使用感も軽く小さくて、繊細作業にも向いてるかもしれません。

その他、木工用丸ノコのほうにも搭載されている日立おなじみ機能はもちろんあります。

サイレントモードも搭載。…ちなみに、HiKOKIにおける「サイレントモード」は、ただ静かになるというモードではなく、負荷のかかり具合でモーター効率が最適なモードに変速してくれるため、結果的にサイレントである、というモードです。

キックバック防止機能や、多彩なLEDの照射モード、のこ刃の交換しやすさなどなど…木工用とも共通ですね。

あと!こちらは本体と関係ないところなのですが…

付属のケースが、CD18DBLと比べてめちゃくちゃ小型です!従来ケースの45%!!

本体自体は1cmとか大きくなっているのに、とんでもない省スペース化です。これだけ小さくなると今まで一体何だったのか感がありますが…とにかく持ち運びにも置いとくにもより便利になりました…良かった良かった。

損なしの機体に仕上がってます。

HiKOKI コードレスチップソーカッタ CD3605DA

正確さ、使用感の軽さ重視の方は、ぜひぜひチェックしてくださいね!よろしくお願いいたします!では!では!!