今回は「ありとあらゆる部品に対応した」多用途モデルの新製品です。

釘打ち機と言えばマックス電動工具ですね!

わたしいまだにエア工具の種類を混乱するんですが…今回はいわゆる「ロール釘打機」になります。

エア工具の大将であるMAX自身がこう…エア射出系の機械全般(タッカ含)を「高圧釘打機」と書いて「スーパーネイラ」と読んでいたり、「ロール釘打機」のことは「コイルネイラ」と呼んでいたりで、わたしはもう何がなんだかわからないんですね!最近は「エアロスター(AEROSTAR)」という愛称も使われはじめていますし!!呼び名が多い!

まあとにかく今回の商品は「釘打機」!!

写真を見るとなんのことか私でもさすがに分かりますね。こちらが50mmタイプのHN50N3(D)です。

こっちは65mmタイプのHN65N3(D)

両方とも従来機が「ザ・釘打ち機」として活躍してきたHN-65N2(D)とHN-50N2(D)の後継品ということで、気合が入ったリニューアルになっています。「告知・今後の主役は彼らでいきます~」ってかんじ。

マックスにしては珍しく、カラーバリエーションがあるのも推しときますね!!マックスが時期主役認定しているのがありありと分かりますね…普段ないもんね。

色タイプの名称は「クールグレー」と「マイスターレッド」になります。

…さて。どっちがグレーでどっちが赤でしょうか!!?分かりづらいですよね!!なんかどっちも「赤&黒」だし!!

正解は、上のいつものやつっぽいのがグレーで、下がレッドです。被ってる帽子みたいなやつではなく、本体部分の色に準じて名付けられているので、ご注文の際はご注意ください。

それにしてもマイスターレッドめっちゃかわいない???エアコンプでは見たことあったけど機械にめちゃくちゃ合うカラー…メタリックなのに上品でポップなかんじもありつつなかなかおしゃれですよ…。。MAX普段カラーバリエーション出さないくせに色いいですよね…今年のコンプレッサ限定色もセンス良かったですし…

さてさて。

実は先日、当店社長がMAXの勉強会に参加させてもらったのです。その際、当商品の実際の使用感などをチェックして参りました!

社長の報告としましては…

「パワーがめちゃ強くなっている」

とのこと。斜め打ちでもめちゃくちゃ深く打ち込めたらしいです。

デメリットらしきものとしては、その分打った時の反発が今までより大きかったらしいんですが、その欠点を補って余りあるパワーとそこからくる使用感!とのことだったので、これは包み隠さず申し上げておく方針。

ちなみに、65mmの方がより打ち込み力アップが激しいらしいのですが、耐力面材への打ち込みすぎを防ぐ用アジャスタの調整幅は8mmあるみたい。

「新しくなったエアダスタがすごい」

とも申しておりました。これ、片手で風量調節ができるようになったそうで…。

MAXは感圧トリガ開発したりしてましたしこういう調整の技術があるのかも。。ストロークの押し加減で、弱風も扱えるようになったそうです。新しい。。こんなのが機械のオマケみたいについてくるようになる日がくるとは…。

さてさて。

社長も印象深かったらしいエアダスターですが、この新しいエアダスタに変更するに際して、どうも構造が変わったみたいです。この変更から、よりパワーがUPし、さらに軽量化も進んでます。

なので、50mmのほうは1.7kg、65mmの方は2.0kg!!軽い!!

また、マガジン配置も多少変更があったみたいで、

・キャップを開けるとネイルポストが傾く

・釘を載せたあとでも高さ調整可能

・キャップは後閉めで確実に釘をセットできる

というのも共通です。いろいろ変更点、改良点はありますが、なんといってもこの2商品の売りは…

対応釘の種類!!ありとあらゆる釘に対応です!!冒頭に戻ってきた!

50mmの方は「Wノーズトップ方式」。

つまり2種類のノーズトップが付いてるということなんですが、これを切り替えることでなんと合計133種類の釘が打てる!こいつはやばいですね…。使いたい釘が対応しているかはページで確認して頂きたいのですが、在来、ツーバイフォー、軒天施工、鋼製束施工…となんでもござれです。パーチクルボードにスクリュー釘を打ち込むのも安定ということで、圧倒的な仕上がり!

65mmの方は部品交換・切替はナシ。

にも拘わらず打てる釘の種類は79種類とこちらもかなり対応しています。打ち込まれる瞬間に釘を強制する「釘足先ガイド」とコンタクトノーズがその秘訣だそうですが、こちらも在来、2×4、石こうボード、鋼製束施工などに対応。コンクリートピンも使用可能とのこと。

以上が大体のポイントです。

 

というわけで、一番の注意点は色でございます。

いろいろ書きましたが、エア工具といえばMAXだし、釘打機買うか~ってなるとまあ大概この商品になるとおもいますし、製品自体は非常に満を持して作られています、対応力も高い。ということであまり注意すべきとこはないんですよね。ただし色だけは!注意です!

どうぞどうぞよろしくお願いします~

50mm高圧釘打ち機 HN-50N3(D)

65mm高圧釘打ち機 HN-65N3(D)

なお、細釘専用のエアロスターなんてのもありますのでこちらもご参考に。

50mm高圧細釘専用釘打ち機 HN-50S1(D)

さらばさらば~