本日の新入荷は王将の玄能です!舞台用!

大道具用、なぐりとも言うやつですねぇ。

当店はさきほども申し上げました通り、大阪日本橋に店を構えておりますので、なんば花月なんかも近いですし。あと小劇場も何件もあるエリア…。

そんなわけかどんなわけか、実はリクエストが多くてですね。

以前から入れたいなーとのことだったんですが、社長が先日ようやくこの商品を探し出して参りました。新潟産だそうです!

関西圏である兵庫・三木市の「金物のまち」っぷりは当ブログでもよく紹介しておりますが、新潟、越後の燕三条もまた、有名な「金物のまち」なんだそう。洋食器や刃物のイメージも強いですが、大工道具も立派な産業として発展しています。

そんな三条市の「須佐製作所」のブランドというか別名というか「王将」から入荷!この「王将」の大工道具は店頭の方ではちょこちょこ置いてはいたと思うのですが、今回はネット販売もしますよ~。店頭のリクエストに応えた入荷ですが、きっとこれは全国に需要があるはず!!ということで!!

さて。

芝居用の殴りと言えば、まあやはり片側が釘抜き用になってることでしょうか。

柄は木製の角柄、金鎚の磨舞台屋鎚となっております。サイズは21mm!

ちょうどヘッドのサイズが104mm。全長は360mmです。

また、柄の部分は角柄、いわゆる一般的な玄能のように微細なカーブなどはつけられていません、特に上から見た場合はまっすぐに見えますね。ただし横から見ると、柄の部分は手前が厚く、頭側が薄くなってますので、台形です。幅は33mmですが、高さは部分によって違うというかんじ。

あと、口径、というのでしょうか、釘をたたく部分の面積が、ご覧のとおり18mm×19mmとなっております。ヘッドの部分がカクカクしているのと、前述の柄がまっすぐ、という特徴は、昔ながらの舞台用玄能の、伝統的な形とのことで。へえへえほうほう…勉強になります。

ちょっといいやつ、ちゃんとしたやつ、伝統的な匠の逸品!店頭在庫も置いてます!!舞台用の玄能、磨舞台屋槌でした!!ばいば~い