鉄筋結束機の新作が発売になりました!けっこうマイナーな商品かと思うのですが、かなり気合の入った商品ですのではりきってご紹介です。

マックスから出てます、鉄筋結束機、リバータイアシリーズの最新作、ツインタイアRB-440T!!そも「鉄筋結束機」自体がかなりマイナーな商品です。

大体、土木・建設の際の基礎工事の際に必須となる鉄筋結束作業は、ほとんどの方が手作業、手ハッカーを使ってされてるかと思います。また、この手作業が可能な方というのは、熟練した方ばかりというふうにも伺います…

それを、誰でも、すばやく、機械でできる、という充電工具商品は、いまのところMAX鉄筋結束機、リバータイアのシリーズのみ!人力と機械を使うのでは、作業スピードに圧倒的に差があります。

「結束の未来を変えてゆく」がキャッチフレーズ、革新的なこの商品、従来機などとも比較しながら詳細をみていきますけれども。

まず、旧来シリーズと、この商品の1番の根本的な違いというのはですね。

旧シリーズは、「しゅる!しゅる!」ってかんじだったんですけど、新製品は「しゅる!」ってかんじなんですね。

ってこれじゃなんだかわかりませんが…。

今までは、ワイヤーが一本で、それを2週させるような結束のさせ方だったのですが…新製品は、そもそもワイヤーが2本スタンバイしており、同時に送ってねじる、というしくみです。なので、「ツインタイア」というお名前なのです!

これによって、当然ですが、まず結束スピードが上がります。「しゅる!しゅる!」と「しゅる!」では時間が違うのはなんとなくわかってもらえるかとおもいます。

結束スピードは今までのものと比べ1.3倍にアップ。結束力も上がっています。

また、今までは、結束径によって最適な商品が分かれていました。細径鉄筋・メッシュ筋ならRB-219、建築スラブや住宅基礎ならRB-399A、ビルやマンションの梁柱・耐圧スラブならRB-519Aというように。

しかし今回の商品はこの1台で、この3商品の対象鉄筋径の多くをカバーするものになっています。最小D10×D10から、最大D13×D13×D25。なお、太径なんかだと特に、旧来機RB-519でしか対応してない組み合わせとかがわりとありますので、詳細はかならずご確認ください。

また、送ったワイヤですが、これを引き戻す「引き戻し機構」が搭載されています。イメージ的には引き戻すというより「引き締める」てかんじでしょうか。

この商品はグッドデザイン賞を受賞しているのですが、そこでも大きく評価されてます。というのは、結束力が上がることもさることながら、ワイヤ量がぐっと減るんですね!結果的にめっちゃ節約ですよ…。

こちらにタイワイヤ各種のページもありますが、ワイヤーなかなかお値段するものですしね…。使用量は3分の2くらいになってます…。。。

(これ、パッとみ3分の1くらいに見えますが、2本使用することになるので実際は3分の2くらいです。)

また、耳の高さが半減していますので、コンクリートの被り厚が少ない現場にも対応します。

他、いろいろと特徴はあるんですが…結果で言うと、1充電あたりの結束が、4000回というえげつないことになっています。消耗品1リールあたりの結束数が2倍になってるのもえげつない。別売でページがあるのでそちらも覗いていただければと思いますが…この商品はこの商品専用のワイヤが新発売されています。そして専用のワイヤーの方が安いですからね…。。

人数の必要な作業も、少人数で可能になる。コストが下がる。だれでも簡単に鉄筋結束が可能になる。がっつりと効率化。徹底的に現場での使いやすさを追求した、これからの時代にぴったりの商品。

現在、鉄筋結束機はMAXの独壇場です。現行品のリバータイヤは、RB-219-B2CRB-399A-B2CRB-519A-B2Cという商品があります。用途別で種類が分かれていますが似た感じ。MAXの専売特許なんですね~。なかなかマイナーですが、メーカーが一極なのでよりいっそう見かけないかと思います。

にも関わらずこういったバージョンアップをしてきたというのは、おそらく理由があるのではないかと推測しております…。

そもそもこの機械、93年に、マックスが世界で初めて発明したものです。なので専売特許、というのは喩えとかではなく、ほんとにそうで、特許庁に申請が出ていまして。

うわさによると、そろそろその期間が切れるとか…?伴って、鉄筋結束機の開発を目論んでいる他メーカーもあるとかいううわさもあるっぽい…?

ライバルの参入が予想される鉄筋結束機界でマックスが取った策…

それは先手必勝です!!

ものすごくすごくてすごい鉄筋結束機を先に発売しておく、というわけです。それがこれ、RB-440Tシリーズです!というわけで先にお伝えしておきますと、この商品、なかなかお値段張ります。

ただし、尋常じゃない作業効率です。人件費、諸経費のことを考えますと、もとが取れる環境でお仕事されてる方も多くおられるのでは。。。。

どうせ買うならいいものが欲しい!圧倒的火力!!という場合はこれで決まりかと。。戦乱の時代に向け、「ものすごくつよい」という不変の価値を押してきたマックスです。

鉄筋結束機 ツインタイア RB-440T

鉄筋結束機 リバータイア(従来機)

RB-219[細径鉄筋向け] RB-399A[住宅基礎向け] RB-519A[梁柱・スラブ向け]

鉄筋結束機 ツインタイア・リバータイア用タイワイヤ各種

 

今後、鉄筋結束機界がどうなるかはわかりませんが…MAXはそれでも安心して買える高クオリティ&革新的商品を出してきた、というところが今回のアツいポイントです。RB-440Tは絶対王者!ということでひとつよろしくお願いいたします!

あと、2017年グッドデザイン賞受賞の件ですが、グッドデザイン賞って、わたし、塊魂(PS2のゲーム…古い…)のイメージなんですが…「その分野への貢献度」なんかも評価される世界なので、電動工具界隈で受賞している商品は頼りになるもの、かつ革新的な名作ばかりです。目安としてはけっこう信用できるなーと個人的には思っております。

http://www.g-mark.org/award/describe/45425?token=x40Gimsukm

グッドデザイン賞の公式ページ。審査員さんのコメントなんかもフムフムと読めますよ!

ほんでは~!