電動工具社製の充電コードレスクリーナと言えば
マキタさんが筆頭にあげられるのが常だと思いますが、
実は、日立さんの充電式コードレスクリーナというのは
パワー自体に関しては常にマキタ機の上を取り続けているのです。
先行のトリガースイッチタイプが発売された当時、
マキタさんとの比較検証がwebや動画サイトなど各所で盛んに行われていたようで、
その際の日立機のパワーに大変評価が高かった、という経緯があるようです。
そんな日立の最高位機種の従来品は【R18 DSAL】という
トリガータイプのみだったんですが。。。今回
待望の【パネルスイッチタイプ】が加わります。
【日立工機】コードレスクリーナ
R 18DA(18V-6.0Ah) / R 14DA(14.4V-6.0Ah)
例えば、現行のマキタのコードレスクリーナ【CL】の18Vは、
スイッチのタイプ(トリガー / パネル)や集じん方式(カプセル / 紙パック)
の組み合わせで【CL180】【CL181】【CL182】 と3タイプ程ありますが、
強モードでの吸込み仕事率は高機能フィルタを使用した状態で37W。
(マキタ機は当初の発売以降で、標準装備フィルタを高機能タイプ
とするプチモデルチェンジをしています。)
対して、日立機は先行のトリガースイッチタイプ同様、
今回のパネルスイッチタイプも強モードでの最大吸込み仕事率は40Wあります。
比較当初から今現在まで、パワー面では日立機に軍配がありますね。
ので、稼動させる間は握り続ける握力が必要であり、また
本体の重量が同等スペックのマキタ機より体感で重く感じるという話も
トリガー発売当時によく見かけたとの事。
家庭で女性が使うのには多少骨が折れる、
やはり現場での使用が目的。
マキタ機以上に「プロ仕様」に特化した製品。
当社、柴商の店頭でもそのような位置づけの商品ではありました。
今回、握力を問わないパネルスイッチタイプを発売するにあたって、
パネルの位置を見直し従来品より後方に配置。
ハンドルを握ったままでも片手での操作をしやすくしたとの事。
と同時に、パネルが後ろに下がることで、
常時握るグリップのポジションもより後ろに下がりますので、
上記にも書きました、マキタ機に比べての本体全長の短さで
(実際は変わらない重量にも関わらず)
重く感じるという部分もかなり改善されたのではないかと思います。
もう1つ、マキタ機との比較での重要ポイントは『セット品』に関して。
本体のみの(NN)と充電器・バッテリとのセット品(YP)があるのですが、
そのセット品のバッテリが標準で6.0Ahとなっています。
マキタ機での同等スペックのクリーナの従来のセット品のバッテリは、
現行で3.0Ahとなっており、6.0Ahの付いたセット品というのは出ていません。
Ahの容量は稼働時間と関係しますので、18Vの場合ですと
マキタ従来セット品が連続稼動時間・強モードで約20分のところ、
日立機は連続稼動時間・強モードで約48分と倍化することとなります
ちなみに、マキタ機も自社の6.0Ahはもちろん装着可能ですので、
従来のセット品からバッテリだけ6.0Ahにチェンジした
【柴商 オリジナルモデル】もございます。
コレに関しては、『ゴミ捨てカプセル式』『パネルスイッチタイプ』の【CL181】のみとなります。
(コチラもどうぞよろしくおねがいしま~す)
日立機に話を戻しますと、
プロの方には従来機からもちろんオススメできる物だったのですが、
今回の改良型パネルスイッチタイプの発売で、まずまず
ご家庭などの日常生活シーンでもお試しいただきたい物として
ご紹介できる物になったかなという感じです。
特に日立は
マキタ以上に電動工具以外でのバッテリー互換のユニークな商品も多いですので、
そういった作業現場以外のバッテリ互換製品活用にはその中枢製品として
クリーナーが使える商品かどうかは結構重要なのかなと思います。
電動工具に関しても、36Vパワーへの独自路線含めバッテリ互換製品の展開は
マキタ同様、がぜん面白い感じになってきています。
日立の、プロも納得のクリーナの充実で電動工具、それ以外も通じて
「ウチは日立で揃えてみるかな」
の選択をする方々が増えるきっかけになるのではないかなと思っています。
18V仕様と14.4V仕様の2タイプ。
どちらも本体のみの(NN)と充電器・バッテリとのセット品(YP)があります。
年明け早々の待望商品とあって、柴商も在庫確保、お値段とも頑張る気合充分。
本年も柴商は最新入荷商品や興味深い品をいち早く皆様にお届け出来ますよう、
そのためにもより迅速な、ブログでの情報発信を心がけて頑張ります。
どうぞ皆様、webショップや当ブログ共々
今年も柴商を宜しくお願いいたします
柴商webにてお待ちしております